税理士の仕事を次に繋げるために

会社の中には、決算の前提となる試算表を適当に作っているところが多くあります。決算はきちんとできていてもこれでは、経営戦略を練ることができるかどうか疑問です。ただ、コストはいくらかかかりますが、試算表から正しく作ることで、金利を引き下げることができたり、資金を集めることができる安定的な経営ができたりします。多少のコストはすぐに回収できるわけです。こういったことを提案する税理士というのも良いと思います。独立しても勤めていても、顧客や社会の役に立つという意識は必要です。経営者というのは、会社の経営がうまく行っていると、これが当たり前と考えるものです。でも、歯車が少しでも狂うと、正解を求めて奔走するようになります。そんなとき、税理士の存在が経営者を助けることになると思います。税理士や経理の仕事はできて当たり前。これが直接利益を生み出すわけではないということで、感謝をしてもらう機会も少ないものです。これがやりがいというものから遠ざけているともいえます。その上、数字しか見てないかのように思われ、経営に口を出したりすると、嫌がられることもあります。けれど、数字をきちんと把握して、経営判断に役に立つ決算書を作るようになれば別です。そうなるためには、税理士として、数字に対してただしい力をつけていくことが大事になります。正しい損益を把握できることで、会社がやった施策がよかったかどうかを的確に判断できるわけです。企業が生き残っていくためのデータを作ること。改善するのもデータがなければできません。データをどう集めるか、加工できるか、経営に必要な指標にできるかどうか。税理士のやりがいはここにあると思います。