猫が痒がる・過度なグルーミングがみられる場合

猫の痒みは、主にかきむしりや過度なグルーミングとして現れます。猫はノミなどの昆虫をはじめ多くのアレルゲンに反応し、それによって好酸球という細胞が産生されるのですが、この好酸球が皮膚に蓄積されるという事があるのです。猫の皮膚は、アレルギーの刺激に対して3つの方法で反応を示します。まず1つ目は、腹部の毛が無くなるというケース。痒がって過度にグルーミングする事で更に悪化します。2つ目として、後肢の後ろ側に禿げた部分が出来る事があります。3つ目としては、小さな瘡蓋の集まりが主に背部や頭部に出来る粟粒性皮膚炎と呼ばれるものや好酸球性プラークまたは蚕食性潰瘍と呼ばれる赤い肥厚斑を発症する事があります。では、痒みの原因となっているのはなんなのでしょうか。猫の場合だと、蚤アレルギー・蚊等の昆虫アレルギー・ダニ・食物アレルギー・白癬菌があげられます。真菌・細胞感染の可能性を取り除いてあげましょう。かかりつけの獣医師がチェックしてくれると思いますので、相談しましょう。治療自体は3週間以上かかるものと考えましょう。また、見えなくとも蚤の対策をしておく事も大切です。多くの猫は、蚤や蚤の糞をグルーミングで取り除くのが非常に上手です。一緒に暮らしていると蚤の存在になかなか気づけないかもしれません。その為、過度なグルーミングをしている・痒そうにしているという行動が重要なヒントになってくるのです。このような行動がみられる猫は、蚤アレルギー性皮膚炎の可能性も視野に入れて治療に当たっていくことになります。尚、50~70%の猫は免疫療法(アレルゲン注射)によって良好な反応を示すとされています。通常6~8か月ほどで改善が見られますが、その猫ごとで差はありますので、1年以上かかるというケースもあるようです。大切な家族が辛そうにしているというのは心苦しいとは思いますが、焦らずにしっかり治療してあげましょう。

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